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利息とは何だろうか考える

借金のコブといえるのが、利息です。
借金にも貯金にも利息がつきものであることは、誰でもすでにご承知のものです。
しかし、これを法律的にいうと、少々むずかしくなります。
すなわち利息とは、流動資本から生まれる所得であって、元本債務使用の対価として支払われるものだ、ということになります。
また、利息とはお金のことだとばかり思っている人もいるでしょうが、必ずしもそうではありません。
お金以外の物でも当人間の納得ずくであれば利息になります。
消費貸借をして利息を支払うことを約束したときは、借主は貸主に対して利息を払わなければなりません。
その利息の割合を年にいくらと決めた場合(約定利率)は、原則としてその割合の利息を払わなければならず、利息の率について約束がなければ法定利率による利息を払わなければなりません。
さて、約定利率とは前述のように貸主との間の約束によって、その元本に対する利息の率をいくらにするかを決めることであって、いくらに決めるかは双方の自由です。
貸主の事情にもよりますし、金額や貸主の事情、そのときの世の中の状況その他によって、どうにでも決められます。
しかも借りるときにはノドから手が出るほど借りたい。
この足元へつけこむのが高利貸しです。
目の玉の飛び出すような高い利息を飲むが、後で利が利を生んで、わずかの間に元金よりも利息のほうが何倍にも太ってしまい、首が回らないどころか、最後には首をくくるような人まで出てくる。
これでは借りるほうがあまりにも気の毒です。
いま一つは利息をいくらと決めないで、「都合のいいときに、返す」などと、漠然と話し合ったことが、その後二人の間にいざこざが起きて、利息が問題になるような場合もあります。
このような場合に、法律的な何らかのよりどころがないと困ります。
そこで次の法定利率が生まれたわけです。
民法404条では「利息を生ずべき債権について、別段の意志表示がないときは、その利率は年5分とする」と定めてあります。